だいごのにゅうす


地蔵盆 -1-

 平成24年の地蔵盆は昨年より1週間遅い8月24日から会場の設営準備を始めました。今年も猛暑日が続いていましたが、幸いなことに曇り空で気温もだいぶましでした。本番1日目の25日は例年通り、午前11時から唯心寺さんによるお地蔵さんへのお参りでスタート、子どもたちへのおやつ配り、そして午後4時からは賞品を「災害対応用品」に統一した家庭福引き、会員全世帯に「消火用バケツ」をもれなく配布することができました。町内を見渡せば、水を八分目まで入れた赤い消火バケツが家の前に並んでいる光景をイメージしています。5時30分から模擬店の販売をスタート、どのお店にも長蛇の列ができる盛況ぶりでした。メインイベントの「不思議な音楽会」はカナダの音楽大を卒業したインテリで、日本では音楽活動を10年間続けてきたキースという若者と、かつてパンクロッカーだった大阪出身のかっちゃん二人にお願いしました。音楽会のあとは、年配者からリクエストの大きな「炭坑節」「お富みさん」で盆踊りを制限時間一杯まで。若いお母さんから「マイムマイム」など子どもも若い親も一緒に踊れる曲も欲しいとのリクエストをもらっています。26日も朝から良い天気で、午前10時から12時まで、こども対象の金魚すくい、こども福引き、水鉄砲射的、輪投げなどのゲームを楽しんでもらいました。単管による舞台組み立ては5年目で、頭領役の細木さん、新井さん以下、なれた役員と新たな専門家も加わったので時間が短縮され、昼には舞台ができあがりました。役員皆さんのチームワークと参加者全員で楽しもうという気持ちが、猛暑にもかかわらずなんとか無事に地蔵盆を終わらせる事ができました。
(撮影は奈良会長)



<<24日=準備>>


まずお地蔵さんの前からテントを立てる。


テント張りは男性役員の仕事


炊き出し調理道具の洗いもすんでおでん用卵の到着を待つ女性組長さん。


単管によるステージの組み立て作業もスムーズに行くように学習。


四隅の柱の金具はいちいち解体しないよう固定している。


模擬店の骨格づくりはL字柱と四つ割り柱を併用、結束バンドで固定していく。


簡易流し台も長年つちかった改良のたまもの。


会場の最終仕上はフカイデンキさんによる電気設備。


地蔵盆-2-